持ち家に移るベストタイミングはいつ!?


いつかは持ち家が欲しいと思っている人は、意外に多いのではないでしょうか。とはいえ、住宅ローンには年齢の上限があるので、いつまでものんびりとしていられません。言い換えれば、マイホームの購入には、年齢などの条件によって、それぞれの家族にとってベストタイミングがあるということです。また、タイミングには個人の事情だけではなく、住んでいる地域社会、国の施策など社会的なものも含めて考える必要があります。では、賃貸物件に暮らす人が持ち家に住み替えるのに最適な時期とはいつなのでしょうか。そこで今回は、持ち家にまつわる年齢データや地域事情などを踏まえたうえで、住み替えに最適なタイミングについてご紹介します。


持ち家に移るタイミングは「人生の転機」にあり

多くの人にとって、何かのきっかけで持ち家に住みたいと思うタイミングがあるでしょう。ここでは、持ち家を持とうと多くの人が考えるきっかけになるような、人生の転機について見ていきましょう。


ライフイベント

結婚や出産というのは、今後の人生を変える大きな出来事です。たとえば、結婚をして夫婦で安定した収入が見込めるようになるなども持ち家を考えるきっかけになるかもしれません。また出産を機会に、理想とする住環境を整えたいと思うことが持ち家への積極的な意欲になる場合もあります。さらに、子どもの成長に伴う進学も、家族の生活を左右します。いずれにしても、こうしたライフイベントは、以前の住宅よりは広い持ち家に住み替えたい、子ども部屋を広くしたい、子どもの学校に近い場所で住みたい、理想とする生活環境を求めたいなど、今より快適な暮らしを確保しようと考えるきっかけとなるものです。


仕事の成功

会社員なら昇給や昇進、あるいは仕事で独立する、個人経営が軌道に乗るなども持ち家を考えるきっかけとなるでしょう。こうした仕事の成功は、経済面での上昇や安定が見込めることから、金銭的な問題もクリアしやすく、持ち家の実現性が高くなると考えられるので、多くの人がこうしたタイミングで持ち家に移ることを検討しはじめるようです。


持ち家に移るタイミングのデータ&傾向

ここでは、国土交通省による「住宅を取得した住み替え世帯」の世帯主の年齢データほか、住宅ローンの逆算から予測できる傾向について見ていきましょう。


年齢データ

平成27年度の調査によると、建て売りの持ち家を取得した年齢は「39歳」というデータがでています。なお、建て替えを除く注文住宅は40.6歳、中古住宅では44.6歳です。いずれにしても、40歳前後で持ち家を取得しているのが現状と言えるでしょう。


住宅ローンの逆算から傾向がわかる

金融機関が実施する住宅ローンは、完済日を80歳の誕生日としているものが一般的です。これを簡単に言うと、住宅ローンを最長といわれる35年で組む場合、44歳が限度ということになります。前述の年齢データをはじめ、晩婚化や終身雇用のない時代背景を考えると、40代で住宅ローンを組む人が増える傾向にあると言えるでしょう。


持ち家に移るタイミングと地域事情

ライフイベントや年齢データとは別に、地域事情から持ち家に移るタイミングを判断することもできます。


児童の社会保障の助成

現在の日本では、児童の医療費や給食費を中学校まで無償とする地域があります。一方で、医療費は3歳まで全額負担、給食がないなど、児童の社会保障に乏しい地域も多数みうけられます。持ち家を検討する際は、そうした地域事情はもちろん、助成額や対象年齢の「引き上げ予定時期」も確認しておく必要があります。


住環境や自然環境の充実

住環境や自然環境が充実している地域は、将来性が見込めます。つまり、そうした魅力を秘めている地域を探り、地元行政の動きを見極めながら、持ち家に移るタイミングを検討することも出来るということです。一例ではありますが、以下に将来性が見込める地域のポイントを時系列にまとめてみました。

  1. 農作や漁業などの一次産業が盛んな地域
  2. 地産地消に対して積極的な地域
  3. 自然環境保護に力を入れている地域
  4. メディアに協力的、広報活動の範囲が広い地域
  5. 人が訪れやすいように整備されている(観光スポットや名所など)地域
  6. 人が潤うことで結果的に街が活性化していく可能性が高い地域

郊外と都市では事情が異なるものの、住みやすさを重視するなら、参考にしておきたいポイントと言えるでしょう。


持ち家のタイミングが分かれば購入計画も立てられる!

マイホームの購入は、人生で最も大きな買い物と言われています。予算や年収も大切ですが、タイミングも重要です。住み替えに最適なタイミングが分かれば、マイホームの購入計画も立てられます。ある程度のイメージが固まったら、最寄りのハウスメーカーや工務店などの相談会に参加して、より計画を具現化してみてはいかがでしょうか。



参考:

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